2018
現場職人と本社職人

ITビジネスの面白い点、それは様々な業種、ビジネスと触れ合うことができこと。

 先日、あるBIGな方のご紹介で、貸物件の退去後に行う、現状復帰のプロの会社さんにおける業務管理のシステム化についてのご相談に伺いました。

1部屋の賃貸物件の現状復帰に、複数の専門職人が関わります。
1日に複数箇所の物件での現状復旧工事をこなし、新規の見積業務も平行してこなすのです。

現状管理方法:
1.すべてをエクセルにて管理されており、情報の連携はできていたとしても、同一ファイル内に限られる
2.年間数億円の作業量なので、1週間のスケジュール一覧だけでも、エクセルを紙にすると米粒の様な文字サイズになる
3.全てのエクセルが手作業なため、情報のシステム的な連携はしていない。すべての情報を1人の方がまとめて指揮をされている

1つのエクセルの要素が、別のエクセルと連携していて、その孫世代のエクセルが…

 この会社の社長さんが、「職人」と「本社側」とタスクを分けてご説明いただいたのですが、
私には、20人以上のスケジュールと、プログラム連携なしでのエクセル管理も、神がかった職人技としか思えなかった。

ITの活用で楽ができるポイントを一緒に探しましょうということで、打ち合わせを終えました。とりあえずは、gmailでもクラウド体験ができますので、使ってみてくださいという結論。

「googleのシステムをオススメしちゃったら、、御社にお金が入らないじゃないですか。どうするんですか?」

IT職人の我々の出番は、そこから先にあるんです!

BY 河合