2023
無料で実現 業務日報テンプレート&即日共有システム

我が社では、エンジニアさんの日報付けの工数を極力軽減しつつも、
実態に違い数値を把握するために、選択肢だけで完結する業務日報を使用しています。
使うツールは3つ。Google Forms, Google Spread Sheets, Google Lookerstudioです。連携方法の概念図は以下の通りです。

業務日報概念図

それでは1つ1つ見ていきましょう。Google Formsの画面です。

業務日報フォーマット
Google Formで業務日報を作るところまではお馴染みの作業ですね

次に、Spreadsheetsに溜まったデータを、Lookerstudioで見るための設定、紐付け方法です。

どこのデータを使うか範囲指定
Google Formから溜めたデータと、Lookerstudioのデータ紐付け

Lookerstudioで表示されるグラフの要素、元になる数値は、Spreadsheetsのどこから拾うか?を指定します。

棒グラフで表示するデータを指定
右上棒グラフを表示させるための仕込み
プロジェクト別の集計画面で表示するデータ指定
下段左 プロジェクト別の時間集計表を表示させるための仕込み
メアド別の集計画面で表示するデータ指定
下段右 メアド別集計表を表示させるための仕込み

Lookerstudio 本画面を開いた時のデフォルト値を設定します。”今日”を設定します。後にメール送信をdailyでセットすることにします。dailyのメール自動送信時に、常に”今日”のデータのみを拾って、メールにデータを添付してくれます。

グラフ表示する日時や範囲を選択
デフォルト表示日付を『今日』に設定

平日のみという指定も可能です。(おそらく土日以外という意味)

特定の画面をメール配信予約可能です。
PDFになったレポートをメールで配信する予約ができます

Managerはその日の業務日報をその日に確認したいので、19:00が終業の会社なら、19:30や20:00にメール自動送信を設定してみてはいかがでしょうか? その時刻までに業務日報を入れてくれない従業員さんの分は、自動メールには掲載されませんが、Spreadsheetsのレコードには残ります。

Looker Studioからの定期メール配信設定画面
皆が業務日報を入れ終えたであろう20:00に配信セット リピートは毎日、平日のみと選択可能
当日の業務日報がメールで届く

Lookerstudioの不具合?なのか、急に日報がブランクで送られてくることがあります。
Lookerstudio側でもグラフが表示されない状態になることもあります。
その場合は本記事3枚目の画像『Lookerstudioで見るための設定、紐付け方法です。』をやり直すと解消されることがほとんどです。

以上、無料のgmailでも再現できる仕組みです。
おためしあれ。


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